緑蕪堂日記

現状を追認しない

Carpenter BrutのPV

【激しくNSFWなので注意】

Hotline Miamiシリーズのサウンドトラックに数多くの楽曲を提供している事で有名なフランスのエレクトロニカバンド、Carpenter BrutのPVは中々キレている。

既に作られた映画を編集しているのだがハマり具合が半端ではなく、よく見つけてくるなと感心した。備忘録としてネットの情報から分かる範囲で素材になった映画を挙げてみることにする。

youtu.be

Hotline Miami2では刑務所のステージで使用されている。初プレイの時は吐きそうなぐらいの恐怖を感じたのでこの曲はとても印象に残っている。 このPVはLucio Fulci監督の«Murderock»という作品。監督はイタリア出身のスプラッター映画の大家だそうだ。 ちなみにEL&PのKeith Emersonがこの映画のサントラを作っているらしく、これもまた気になる(たった今知った)。

vimeo.com

これは最後にVIDEO TRIBUTE TO 石井隆とあるように石井隆監督の『天使のはらわた』(シリーズのうちどれか)、『GONIN』から採られているようだ(もしかしたら他にもあるかも知れない)。後者は本木雅弘竹中直人ビートたけしなどよく知った顔が無茶苦茶やってていて楽しそうである。(レズ)セックスシーンはおそらく日活ロマンポルノ*1の残滓たる『天使のはらわた』からだと思われる。

時間が出来たら是非見ておきたい。

*1:平成生まれとしては昭和まではこんなもの作ってたのかと驚いた。